Radeon 760Mは、AMDのRyzen 7000/8000シリーズの一部に搭載される、RDNA 3世代の内蔵グラフィックス(iGPU)です。
結論として、「外部グラボなしのノートPCやミニPCで、軽めの人気タイトルをフルHDで遊びたい」という人にとって、Radeon 760Mは今でも選択肢に入りやすいモデルです。
Radeon 760Mの基本性能スペックまとめ
RDNA 3アーキテクチャを採用し、8基のCUを搭載するiGPUです。内蔵GPUとしては比較的高性能で、軽量タイトルなら設定次第で十分遊べます。
専用のビデオメモリを持たず、PCのメインメモリ(DDR5/LPDDR5x)を共有してVRAMとして使用する効率的な設計が特徴です。
対応ゲームではFSR系アップスケーリングの恩恵を受けられますが、MLベースの新しいFSR Upscaling系はRX 9000シリーズ向けです。Radeon 760Mは、設定調整を前提にゲームを遊べる省電力iGPUとして見るのが自然です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 世代 | RDNA 3.0 |
| プロセス | - |
| ベンチスコア | 5,381 |
| 価格 | - |
| MSRP | - |
| コスパ | 0.00 |
| CUDAコア | - |
| ベースクロック | - |
| ブーストクロック | - |
| VRAM | - |
| メモリクロック | - |
| メモリバス | - |
| メモリ帯域幅 | - |
| L2キャッシュ | - |
| TGP | - |
| 補助電源 | - |
| シェア | - |
| 発売日 | 2024/01/31 |
| 公式サイト | - |
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他モデルとのスペック比較
| 項目 | Radeon RX 7600 XT | Radeon RX 7600 | Radeon 780M | Radeon 760M |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | RDNA 3.0 | RDNA 3.0 | RDNA 3.0 | RDNA 3.0 |
| ベンチスコア | ★ 17,296 | 16,534 | 6,853 | 5,381 |
| 価格 | ¥44,980 | ★ ¥29,980 | ¥0 | ¥0 |
| コスパ | 0.51 | ★ 0.74 | 0.00 | 0.00 |
| VRAM | 16GB | 8GB | - | - |
| TGP | 190W | ★ 165W | - | - |
| シェア | - | - | - | - |
| 発売日 | 2024/01/08 | 2023/05/25 | 2024/01/31 | 2024/01/31 |
| 公式サイト |
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価格・中古相場|Radeon 760Mはいくらで買える?
本製品はCPU内蔵のチップであるため、搭載されているノートPCやミニPCの本体価格が基準となります。
新品PC価格相場:68,000円 〜 98,000円前後
中古PC価格相場:55,000円 〜 72,000円前後
(※2026年3月現在の相場。Ryzen 5 7640HSや8645HSを搭載したミニPCが、低予算ゲーミング環境として非常に人気です)
Radeon 760Mは今でも使える?おすすめできる人・できない人

おすすめできる人
フルHD解像度で、「原神」や「VALORANT」などの人気タイトルを、設定を調整して遊びたいユーザーに適しています。
特に、外部グラボを積めないノートPCや小型PCでは、消費電力と描画性能のバランスを取りやすい点が魅力です。
また、最新のハードウェアエンコーダー(AV1対応)を搭載しているため、低消費電力な動画編集・視聴マシンを求めている人にも向いています。
- 10万円以下の予算で、仕事とカジュアルゲームを両立するPCが欲しい人
- 「原神」や「VALORANT」をフルHD・中設定前後で快適にプレイしたい人
- 外部グラボなしの静音・省電力なPC環境を構築したい人
- 持ち運び重視のノートPCで、出先でも軽い3D作業を行いたい人
おすすめできない人
上位モデルのRadeon 780Mと比較するとCU数が3分の2(8個)に削られているため、少しでもフレームレートを稼ぎたい人には不向きです。
重量級タイトルをフルHDで遊ぶ場合は、設定をかなり下げる必要があり、快適性を重視する人には物足りなさが出やすいです。
さらに、メインメモリの帯域幅が性能に直結するため、シングルチャネル構成や低速なメモリを搭載したPCでは、本来の性能を全く引き出せないボトルネックが発生します。
- 「エルデンリング」などの重量級タイトルを高品質で遊びたい人
- 上位の780Mとの性能差(約20〜30%)を妥協したくない人
- 4K解像度でのゲーミングや、AI画像生成を本格的に行う人
- メモリ増設ができない低速メモリ搭載の安価すぎるPCを検討している人
Radeon 760Mの性能ベンチマーク結果
ベンチマークの結果から分かる通り、Radeon 760Mは「フルHD・低〜中設定」において、かつての傑作グラボGTX 1050 Tiを上回り、GTX 1650に迫るスコアを記録しています。
内蔵GPUとしては高性能ですが、実ゲーム性能はメモリ速度や電力設定の影響も受けます。対応ゲームでアップスケーリングを使えば改善は見込めますが、伸び方はタイトルごとに差があります。
安価なPCでも、設定を調整すれば人気タイトルを遊べる点は、Radeon 760Mの分かりやすいポイントです。
Radeon 760Mで遊べるゲームタイトル

他GPUと性能比較|Radeon 760Mはどのくらいの立ち位置?
| 製品名 | 世代 | 価格 | VRAM | TGP | 発売日 | ショップ |
|---|
Radeon 760Mは、上位の780Mより一段下の性能帯にある、実用寄りのiGPUです。
上位のRadeon 780MとはCU数の差により明確な性能差がありますが、古いIntel UHD系と比べれば描画性能は高いものの、世代や製品ごとの差が大きいため、一括りで断定しすぎない方が安全です。
単体グラボのGTX 1650と比較されることが多いですが、単純な描画性能だけでなく、省電力性や新しめの機能面を重視するなら、Radeon 760Mを選ぶメリットはあります。
Radeon 760M搭載ゲーミングPCの相場と狙い目モデル

LEVEL∞ LEVEL-M8AM-R86G-EZX
LEVEL∞ LEVEL-M8AM-R86G-EZXはiiyamaのAMD Ryzen 5 8600G × AMD Radeon 760M搭載、メモリ16GBのゲーミングPCです。
LEVEL∞ LEVEL-R7B6-R86G-EZX
LEVEL∞ LEVEL-R7B6-R86G-EZXはiiyamaのAMD Ryzen 5 8600G × AMD Radeon 760M搭載、メモリ16GBのゲーミングPCです。
arkhive Gaming Custom GC-A5M
arkhive Gaming Custom GC-A5MはアークのAMD Ryzen 5 8600G × AMD Radeon 760M搭載、メモリ32GBのゲーミングPCです。
Radeon 760Mのよくある質問

原神やVALORANTはどれくらい動きますか?
フルHD解像度であれば、原神は中設定で45〜60fps、VALORANTは低設定で144fps以上も狙える性能です。
カジュアルに遊ぶ分には十分な快適さがあります。
780Mとの性能差はどれくらいありますか?
CU(演算ユニット)数の違いにより、実効fpsで約20〜30%の差が出ます。
ゲーム性能を優先するなら780M搭載機、価格を抑えたいなら760M搭載機を検討しやすいです。
ビデオメモリ(VRAM)の容量は変更できますか?
多くのノートPCやミニPCでは、BIOS/UEFI設定からメインメモリから割り当てる容量(通常2GB〜4GB等)を変更可能です。
中古でRadeon 760M搭載PCを買う際の注意点は?
メモリ構成を確認してください。
シングルチャネル(メモリ1枚)だと性能が半分近くまで落ちるため、必ずデュアルチャネル(2枚1組)で動作しているかチェックしましょう。
最新の「FSR 4」には対応していますか?
Radeon 760MでFSR対応ゲームの恩恵を受けることはありますが、MLベースの新しいFSR Upscaling系はRX 9000シリーズ向けです。
760Mで一律に「FSR 4対応」と書くのは避けた方が安全です。
GTX 1050やGTX 1650と比較してどうですか?
純粋な描画パワーではGTX 1650に一歩譲りますが、GTX 1050は明確に上回ります。
最新の機能(AV1デコード等)が使えるため、総合的な満足度は760Mの方が高いケースが多いです。
動画編集はできますか?
フルHDのカット編集であれば非常にスムーズです。
4K編集も可能ですが、エフェクトを多用するとメモリ共有の限界から動作が重くなるため注意が必要です。






