GeForce GTX 560 Tiは、Fermiアーキテクチャを採用し、かつて圧倒的な人気を誇った往年の名機です。
結論として、2026年の最新ゲームでは完全に力不足です。
ただ、Windowsの画面出力用や、超軽量なレトロゲーム・動画視聴用としてなら、中古市場で1,000円台から手に入る低コストな候補です。
GeForce GTX 560 Tiの基本性能スペックまとめ

Fermiアーキテクチャ(第2世代)をベースにしたモデルで、当時は高い演算性能で、ゲーマーに広く普及しました。
ビデオメモリ(VRAM)は1GBが主流で、現代のOSを動かすための最低限の描画能力は備えています。
しかし、DirectXの最新バージョンや最新のドライバサポートからは外れており、実用範囲はかなり限定的です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 世代 | Fermi 2.0 |
| プロセス | 40nm |
| ベンチスコア | 3,538 |
| 価格 | - |
| MSRP | $229 |
| コスパ | 0.00 |
| CUDAコア | 384 |
| ベースクロック | - |
| ブーストクロック | 1645 MHz |
| VRAM | 1GB |
| メモリクロック | 4 Gbps |
| メモリバス | 256 bit |
| メモリ帯域幅 | - |
| L2キャッシュ | - |
| TGP | 170W |
| 補助電源 | 2x 6-pin |
| シェア | - |
| 発売日 | 2011/01/25 |
| 公式サイト | - |
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他モデルとのスペック比較
| 項目 | GeForce GTX 580 | GeForce GTX 570 | GeForce GTX 560 Ti | GeForce GTX 560 |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | Fermi 2.0 | Fermi 2.0 | Fermi 2.0 | Fermi 2.0 |
| ベンチスコア | ★ 4,748 | 4,045 | 3,538 | 3,216 |
| 価格 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 |
| コスパ | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |
| VRAM | 8GB | 8GB | 1GB | 1GB |
| TGP | 185W | ★ 150W | 170W | 150W |
| シェア | - | - | - | - |
| 発売日 | 2010/11/09 | 2010/12/07 | 2011/01/25 | 2011/05/17 |
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価格・中古相場|GeForce GTX 560 Tiはいくらで買える?
発売から15年近くが経過しているため、新品の流通はなく、中古市場ではジャンク品に近い価格で取引されています。
新品価格相場:なし
中古価格相場:1,000円 〜 2,500円前後
(※2026年3月現在の相場。動作未確認のジャンク品であれば数百円で見つかることもあります)
GeForce GTX 560 Tiは今でも使える?おすすめできる人・できない人

おすすめできる人
ブラウザゲームや、2010年前後の非常に軽いレトロゲームを動かしたい人に向いています。
また、グラボ故障時の「画面出力用」の予備として持っておきたい人にもおすすめです。
- 画面出力ができればよく、グラボに1円でもお金をかけたくない人
- 補助電源(6ピン×2)を確保できる古いPCをとりあえず動かしたい人
- 2010年代初頭の古いゲームを懐かしんでプレイしたい人
- 自作PCの動作検証用として、安価な出力用カードを手元に置いておきたい人
おすすめできない人
フォートナイトやApex Legends、VALORANTといった現代の人気オンラインゲームを快適に遊びたい人には向きません。
VRAM 1GBという容量は、現代のゲームでは起動すら不可能なケースが多く、ドライバサポートも終了しているため、最新OS環境での安定性やセキュリティを重視する人には不向きです。
- 現代のオンラインゲームをまともにプレイしたい人
- Windows 11での完全な動作安定性とドライバサポートを求める人
- YouTubeの4K動画視聴や、高精細な映像出力を求めている人
- 電源ユニットの容量が少なく、補助電源端子がないPCを使っている人
GeForce GTX 560 Tiの性能ベンチマーク結果
ベンチマーク結果から分かる通り、GTX 560 Tiは「現代のゲーミング基準」からは完全に脱落したスコアとなっています。
かつてはフルHDで多くのゲームが動きましたが、現在はVRAM不足によって最新のベンチマークソフトすら完走できないことも珍しくありません。
あくまで「デスクトップ画面を映し、事務作業やウェブ閲覧をこなす」程度の性能と捉えるのが現実的です。
GeForce GTX 560 Tiで遊べるゲームタイトル

他GPUと性能比較|GeForce GTX 560 Tiはどのくらいの立ち位置?
| 製品名 | 世代 | 価格 | VRAM | TGP | 発売日 | ショップ |
|---|
性能比較表で見ると、GTX 560 Tiは「GTX 1050の3分の1以下」という非常に低いポジションにいます。
後継のGTX 660やGTX 760と比較しても明確に描画パワーが劣り、現行のエントリーモデルであるRTX 3050と比較すると20倍近い性能差をつけられています。
現代では「ゲームができるPC」と呼べる基準を大きく下回る性能です。
GeForce GTX 560 Tiのよくある質問

最新のドライバはまだ提供されていますか?
いいえ、NVIDIAによるドライバサポートは数年前に終了しています。
2026年現在は「レガシー」扱いとなっており、最新のWindowsアップデートや新タイトルへの最適化は一切行われません。
フォートナイトは動きますか?
かなり厳しいです。
解像度を大幅に下げ、設定をすべて最低にしても、VRAM 1GBの制限によって激しいカクつきやクラッシュが発生する可能性が高いです。
Windows 11で使えますか?
基本的な画面表示は可能ですが、公式の対応ドライバがないため、動作が不安定になったり一部のグラフィック機能が制限されたりするリスクがあります。
発売日はいつですか?
2011年1月25日に発売されました。
当時のミドルレンジの王者として非常に高い評価を受けていたカードです。
GTX 560とTi版で性能差はありますか?
はい、Ti版の方が演算ユニット(CUDAコア)が多く、およそ15%ほど高性能です。
ただし、現代の基準ではどちらも性能不足である点に変わりはありません。
電源は何Wあれば足りますか?
消費電力(TDP)は170Wと、当時のミドルレンジとしては比較的高めです。
補助電源(6ピン×2)が必要なため、500W程度の標準的な電源ユニットが推奨されます。
中古で買う際の注意点は?
発売から15年が経過しているため、コンデンサの寿命やファンの固着のリスクが非常に高いです。
あくまで「動けばラッキー」程度の消耗品として扱うべきパーツです。






