Core i9-13900KSは、第13世代インテルCoreプロセッサの選別品として、世界で初めて定格6.0GHzの壁を突破したフラグシップCPUです。
シングル性能を重視したい人や、LGA1700環境の上位CPUを探している人に向いています。
Core i9-13900KSの基本性能スペックまとめ

24コア32スレッド構成に加え、選別品らしい高クロック動作が特徴です。
第13世代の集大成として、Pコア(性能コア)のブースト時最大周波数が6.0GHzに設定されており、ゲームやアプリのレスポンスを突き詰めた設計になっています。
マザーボード側も高い給電能力が求められますが、Z690やZ790のハイエンド基板と組み合わせることで、周辺インターフェースをフルに活かせる構成です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 世代 | Raptor Lake |
| コードネーム | Raptor Lake |
| プロセス | 10nm |
| 総合性能 | 60,530 pt |
| ゲーム性能 | 60,530 pt |
| 価格 | ¥58,980 |
| MSRP | $689 |
| コスパ | 0.65 |
| コア数 | 24/32 |
| スレッド数 | 24(8P+16E)/ 32 |
| 定格クロック | 6.00GHz |
| 最大クロック | 3.2 GHz / 6.0 Ghz |
| L2キャッシュ | 32MB |
| L3キャッシュ | 36MB |
| TDP | 253W |
| PPT/MTP | 253W |
| 発売日 | 2023/01/12 |
| 公式サイト |
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他モデルとのスペック比較
| 項目 | Core i9-13900KS | Core i9-13900K | Core i9-13900KF | Core i9-13900F |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake |
| 総合性能 | ★ 60,530 | 58,244 | 57,633 | 48,423 |
| ゲーム性能 | ★ 60,530 | 58,244 | 57,633 | 48,423 |
| 価格 | ¥58,980 | ¥53,980 | ★ ¥49,980 | ¥0 |
| コスパ | 0.65 | 0.71 | ★ 0.76 | 0.00 |
| コア数 | 24/32 | 24/32 | 24/32 | 24/32 |
| 周波数 | 6.00GHz | 5.80GHz | 5.80GHz | 5.60GHz |
| TDP | 253W | 125W | 125W | ★ 65W |
| 発売日 | 2023/01/12 | 2022/10/20 | 2022/10/20 | 2023/01/03 |
| 公式サイト |
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価格・中古相場|Core i9-13900KSはいくらで買える?
第14世代や最新のCore Ultraが登場したことで、現在は主に中古市場がメインの取引場所となっています。
新品価格相場:95,000円 〜 110,000円前後(※在庫希少)
中古価格相場:68,000円 〜 78,000円前後
(※2026年3月の相場。限定生産に近いモデルのため、状態の良い個体は価格が下がりにくい傾向にあります)
Core i9-13900KSは今でも使える?おすすめできる人・できない人

おすすめできる人
最新のFPSゲームを240Hz以上のモニターで遊び、コンマ数秒の遅延やフレームレートの安定感を重視する人に向いています。
特に、選別品ならではのシングル性能は現役でもトップクラスで、写真編集や特定のシミュレーターなど、クロックの高さがそのまま作業時間に直結する用途で重宝します。
高負荷時でも高クロックを重視したい人に向いています。
- 7万円前後で、CPU負荷の高い作業をこなしたい人
- 6.0GHzという象徴的なスペックを、自作PCのメインに据えたい人
- DDR4メモリ環境のまま、LGA1700ソケットで最強の性能を手に入れたい人
- 360mm以上の大型水冷クーラーで、PCを冷やすこと自体を楽しめる人
おすすめできない人
ワットパフォーマンスや静音性を第一に考えるなら、最新のCore UltraシリーズやRyzen 9000シリーズを選んだほうが、熱や電気代の悩みは少なくなります。
また、フル負荷時の発熱が凄まじいため、一般的な空冷クーラーや小型の簡易水冷では、熱ですぐにクロックが制限されてしまいます。
電源回路の弱いマザーボードだと、高負荷時に本来の性能を出しにくい場合があります。
- 1万円以下の空冷クーラーで、静かに常用したいと考えている人
- 電気代を抑え、極力省電力なシステムを構築したい人
- 軽い事務作業や動画視聴がメインで、マルチコアを使い切る予定がない人
- 予算を4万円以下に抑えて、コスパ良くPCを組みたい人
Core i9-13900KSの性能ベンチマーク結果
ベンチマークでは、シングルコア性能において後継の14900Kとも競り合うほどの高いスコアを確認できます。
高クロックを活かしやすい用途では、今でもレスポンスはかなり良いです。
マルチスレッド処理においても、24コアのパワーによって動画書き出しやレンダリングが快適に進められます。
Core i9-13900KSで遊べるゲームタイトル

他CPUと性能比較|Core i9-13900KSはどのくらいの立ち位置?
| 型番 | 世代 | 価格 | コア数 | 周波数 | TDP | ショップ |
|---|
Core i9-13900KSは、LGA1700向けCPUの中では今でも上位クラスです。
最新のCore i9-14900Kと比較しても実性能差はごくわずかで、個体差はありますが、13900KSは選別品として高クロック動作を狙ったモデルです。
最新のCore Ultra 9 285Kと比較すると、マルチスレッドの効率では譲りますが、ゲーム中の安定性や既存パーツとの互換性を考えれば、価格次第では十分選択肢に入ります。
Core i9-13900KSのよくある質問

Core i9-13900KSを中古で購入する際の注意点は?
非常に高い電圧をかけて常用されていた可能性があるため、ヒートスプレッダの変色や、端子の焼けがないかショップに確認してください。
保証付きの個体を選ぶのが安全です。
Core i9-13900Kとの違いは何ですか?
KSは「選別品」であり、Kよりも動作クロックが高く設定されています。
特に6.0GHzまでブーストがかかるのはKSモデルのみの特権です。
Core i9-13900KSの価格はいくらですか?
中古では7万円前後から見かけることがありますが、状態次第で差が出ます。
新品はプレミア価格がついていることが多いため、基本的には状態の良い中古を探すのが現実的です。
不具合の報告はありますか?
第13世代・14世代では電圧まわりの不安定性が話題になったため、使うなら最新BIOSとマイクロコードの適用を前提にしたいです。
Core i9-13900KSと14900KSのどちらが良いですか?
性能は14900KSがわずかに上ですが、中古相場とのバランスを考えるなら13900KSの方が手が出しやすい価格帯になっているので、予算次第で決めるのがおすすめです。
Core i9-13900KFとの違いは何ですか?
KFは内蔵グラフィックスが非搭載のモデルです。
13900KSは内蔵グラフィックスを搭載しており、かつ選別された最高品質のシリコンが使われています。
空冷クーラーでも運用できますか?
ハイエンド空冷でも運用はできますが、高負荷を長時間かけるなら大型水冷を前提にしたいCPUです。
基本的には360mm以上の簡易水冷を前提に考えてください。






