Ryzen 7 3700Xは、Zen 2アーキテクチャを採用した、第3世代Ryzenを代表する8コアCPUです。
結論として、「最新ゲームへのこだわりはないが、マルチタスクや動画編集を安価にこなせるPCを自作したい」という人にとって、2026年現在、中古市場で非常に安く手に入る実力派の型落ちCPUです。
Ryzen 7 3700Xの基本性能スペックまとめ

8コア16スレッドを搭載しながら、TDP(熱設計電力)が65Wに抑えられているのが最大の特徴です。
省電力ながらマルチスレッド性能が高く、発売当時は高い電力効率で注目されたCPUです。
現在は、DDR4メモリや中古のB450マザーボードと組み合わせて、低コストでも実用的な作業性能を確保しやすいCPUとして活用されています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 世代 | Zen 2 |
| コードネーム | Zen 2 (Matisse) |
| プロセス | 7 nm |
| 総合性能 | 21,064 pt |
| ゲーム性能 | 21,811 pt |
| 価格 | ¥13,980 |
| MSRP | $329 |
| コスパ | 1.56 |
| コア数 | 8/16 |
| スレッド数 | 8コア/16スレッド |
| 定格クロック | 4.40GHz |
| 最大クロック | 3.6 GHz/ 4.4 GHz |
| L2キャッシュ | - |
| L3キャッシュ | 32MB |
| TDP | 65W |
| PPT/MTP | - |
| 発売日 | 2019/07/07 |
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他モデルとのスペック比較
| 項目 | Ryzen 7 3800XT | Ryzen 7 3800X | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 PRO 4750G |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | Zen 2 | Zen 2 | Zen 2 | Zen 2 |
| 総合性能 | ★ 21,207 | 21,107 | 21,064 | 17,495 |
| ゲーム性能 | ★ 22,032 | 21,884 | 21,811 | 19,603 |
| 価格 | ¥0 | ¥14,980 | ★ ¥13,980 | ¥19,980 |
| コスパ | 0.00 | 1.46 | ★ 1.56 | 0.98 |
| コア数 | 8/16 | 8/16 | 8/16 | 8/16 |
| 周波数 | 4.70GHz | 4.50GHz | 4.40GHz | 4.40GHz |
| TDP | 105W | 105W | ★ 65W | 65W |
| 発売日 | 2020/07/23 | 2019/07/12 | 2019/07/07 | 2020/07/21 |
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価格・中古相場|Ryzen 7 3700Xはいくらで買える?
登場から時間が経過し、現在は中古市場での取引がメインのモデルです。
新品価格相場:30,000円 〜 38,000円前後(※希少在庫のみ)
中古価格相場:12,000円 〜 16,500円前後
(※2026年3月現在の相場。1万2千円前後で見つかれば、8コアCPUとしては破格の安さです)
Ryzen 7 3700Xは今でも使える?おすすめできる人・できない人

おすすめできる人
フルHD環境で、画質を調整しながら最新タイトルを遊びたい人に向いています。
特に8コア16スレッドの余裕を活かして、ブラウザを多数開きながらの作業や、簡単な動画編集を並行して行いたい人に最適です。
また、消費電力が低いため、古いAM4環境からの安価なアップグレード先としても有力です。古いマザーボードではBIOS対応状況を確認しておくと安心です。
- 1.5万円以下の予算で、8コアのマルチ性能を手に入れたい人
- 事務作業やウェブ閲覧がメインで、たまに動画編集やゲームをしたい人
- 既存のAM4環境を最小コストで強化し、延命させたい人
- 発熱が少ないため、静音性の高いコンパクトなPCを安く作りたい人
おすすめできない人
「モンスターハンターワイルズ」などの最新重量級ゲームを、最高設定で快適にプレイしたい人には向きません。
シングルスレッド性能が現代の基準では一歩譲るため、最新のグラフィックボード(RTX 50シリーズ等)の性能を100%引き出すには力不足です。
- 常に最新世代に近いゲーム性能を追い求めたい、スペック重視の人
- FPSゲームで常に144fps以上の高いリフレッシュレートを安定させたい人
- 将来的なアップグレードパス(DDR5メモリ対応等)を重視する人
- 予算に余裕があり、より高性能な5700Xや最新世代を狙える人
Ryzen 7 3700Xの性能ベンチマーク結果
フルHD環境であれば、多くのゲームが現在でもプレイ可能な性能を維持しています。
Cinebench R23のマルチスコアは約12,000点前後が目安で、現在でも8コアCPUらしい高いマルチ性能を備えています。
ゲーム性能については、RTX 3060クラスの中堅グラボと組み合わせれば、軽量〜中量級タイトルをフルHDで十分狙える実力があります。
Ryzen 7 3700Xで遊べるゲームタイトル

他CPUと性能比較|Ryzen 7 3700Xはどのくらいの立ち位置?
| 型番 | 世代 | 価格 | コア数 | 周波数 | TDP | ショップ |
|---|
性能比較表では「低予算で組む中古PCの、実用的な8コアCPU」というポジションです。
現行の5700Xとは約15〜20%ほどの性能差がありますが、中古価格の安さを考えれば納得のいく立ち位置です。
IntelのCore i7-9700Kと比較されることも多いですが、スレッド数の多さを活かした並列処理では、依然として3700Xが優位に立つ場面も多いのが特徴です。
Ryzen 7 3700Xのよくある質問

後継の「5700X」とどっちを買うのが正解?
予算に余裕があるなら、基本的には5700Xの方がおすすめです。
ゲーム性能が一段階違います。ただ、1万円台前半で安く済ませたいなら3700Xも十分アリな選択です。
Windows 11には正式に対応している?
はい。第3世代Ryzenなので、Windows 11のシステム要件を公式に満たしています。
2026年現在も安心して現役で使い続けられます。
マザーボードはどれを選べばいい?
B450やB550チップセットのボードが最適です。
中古で安く探すならB450がおすすめですが、PCIe 4.0の高速SSDを使いたいならB550を選んでおけば間違いありません。
付属の「Wraith Prism」クーラーで冷える?
はい、3700Xは省電力なので付属の純正クーラーで十分冷えます。
しかも光るモデルなので、見た目にこだわりたい人にも嬉しいポイントですね。
2026年現在、中古で買うメリットはある?
「1.2万円で8コアが手に入る」という点に尽きます。
新品の4コアCPUを買うよりも、マルチタスクでは3700Xの方が快適に感じる場面が多いですよ。
インテルのi7-10700とどっちが強い?
ほぼ互角の性能です。
ただ、AM4プラットフォームの方が中古マザーボードの選択肢が多く、安く組み上げやすいというメリットがあります。
最新のRTX 4060と組み合わせても大丈夫?
非常にバランスの良い組み合わせになります。
フルHDならCPUが足を引っ張ることも少なく、コスパ重視の構成として今でも通用するセットです。






