Core i7-8700は、Coffee Lake-Sアーキテクチャを採用した、Intel第8世代のメインストリーム向け6コアCPUです。
結論として、最新ゲームを最高設定で遊ぶには力不足です。
しかし「中古PCを安く手に入れて、事務や軽めのゲームをこなしたい」人には、コストを抑える現実的な選択肢になります。
Core i7-8700の基本性能スペックまとめ

Core i7-8700は、前世代からコア数が大幅に増加し、6コア12スレッドを備えているのが最大の特徴です。
TDP(熱設計電力)は65Wと扱いやすく、標準的な空冷クーラーでも安定して運用可能です。
2026年現在は、DDR4メモリ対応のLGA1151マザーボードと組み合わせて、中古市場で1万円を切る価格で「一通りの作業ができる環境」古めですが、今でも扱いやすい構成として選ばれています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 世代 | Coffee Lake |
| コードネーム | Coffee Lake |
| プロセス | 14nm++ |
| 総合性能 | 9,848 pt |
| ゲーム性能 | 20,903 pt |
| 価格 | ¥11,980 |
| MSRP | $303 |
| コスパ | 1.75 |
| コア数 | 6/12 |
| スレッド数 | 6コア/12スレッド |
| 定格クロック | 4.60GHz |
| 最大クロック | 3.2GHz(4.6GHz) |
| L2キャッシュ | - |
| L3キャッシュ | 12MB |
| TDP | 65W |
| PPT/MTP | - |
| 発売日 | 2017/11/02 |
| 公式サイト | - |
| 詳細記事 | レビュー記事はこちら → |
他モデルとのスペック比較
| 項目 | Core i7-8086K | Core i7-8700K | Core i7-8700 | Core i5-8600K |
|---|---|---|---|---|
| 世代 | Coffee Lake | Coffee Lake | Coffee Lake | Coffee Lake |
| 総合性能 | ★ 11,051 | 10,467 | 9,848 | 9,640 |
| ゲーム性能 | ★ 21,099 | 21,050 | 20,903 | 20,535 |
| 価格 | ¥18,980 | ¥11,980 | ¥11,980 | ★ ¥9,980 |
| コスパ | 1.11 | 1.76 | 1.75 | ★ 2.06 |
| コア数 | 6/12 | 6/12 | 6/12 | 6/6 |
| 周波数 | 5.00GHz | 4.70GHz | 4.60GHz | 4.30GHz |
| TDP | 95W | 95W | ★ 65W | 95W |
| 発売日 | 2018/06/08 | 2017/11/02 | 2017/11/02 | 2017/11/02 |
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価格・中古相場|Core i7-8700はいくらで買える?
発売からかなりの年月が経過しているため、現在は中古市場での取引がメインです。
新品価格相場:なし
中古価格相場:8,500円 〜 11,000円前後
(※2026年3月現在の相場。ヤフオクやメルカリ、中古パーツショップ等で1万円前後が目安です)
Core i7-8700は今でも使える?おすすめできる人・できない人

おすすめできる人
フルHD環境で、画質設定を調整しつつVALORANTやApex Legendsなどのオンラインゲームを楽しみたい人に向いています。
特にGTX 1650やRTX 3050などの中古グラボと組み合わせる場合、ボトルネックを抑えつつ、トータル5万円以下で実用的なPCを構築したい人に最適です。
- 1万円前後の予算で、マルチスレッド性能があるCPUを安く手に入れたい人
- 事務作業、ウェブ閲覧、動画視聴がメインで、たまに軽いゲームをプレイする人
- 第8世代以降を要件とするWindows 11を、安価な中古PCで動かしたい人
- 補助電源容量の少ないスリムPCなどを、手軽にアップグレードしたい人
おすすめ出来ない人
最新の重量級ゲーム(モンスターハンターワイルズ等)を144fps以上の高いリフレッシュレートで遊びたい人には向きません。
最新の高性能グラボと組み合わせると、CPU側が先に頭打ちになりやすいため、本格的なゲーミング性能を求める場合は、Core i5-13400FやRyzen 5 7600以上のCPUが必要です。
- 最新のAAAタイトルを最高設定で快適にプレイしたい人
- 4K動画編集の書き出しや、AI画像生成などの負荷の高い作業をメインにする人
- 将来的なパーツのアップグレードパス(LGA1700やAM5)を重視する人
- 常に最新世代のワットパフォーマンスや新規格を追い求めたい人
Core i7-8700の性能ベンチマーク結果
ベンチマークの結果から分かる通り、Core i7-8700は、今でもフルHD中心ならゲームを動かせるだけの性能があります。
Cinebench R23のマルチスコアは約8,000点前後を記録しており、第10世代のCore i5-10400と同等以上の実力があります。
ゲーム性能においても、RTX 3060などのミドルレンジグラボとの組み合わせで、Apex Legendsなら設定次第で120fps前後、軽量なVALORANTであればフルHDで144fps以上を出せる性能があります。
Core i7-8700で遊べるゲームタイトル

他CPUと性能比較|Core i7-8700はどのくらいの立ち位置?
| 型番 | 世代 | 価格 | コア数 | 周波数 | TDP | ショップ |
|---|
性能比較表から分かる通り、Core i7-8700は「低予算な中古PC構築におけるエントリー〜ミドル」のポジションにいます。
現行のCore i5-14400等とは2倍以上の性能差がありますが、中古CPU単体の安さを考慮すれば、導入コストは非常に低いといえます。
Ryzen 5 3600とはマルチ性能で競合しますが、Intel環境を安く維持したい層にとっては依然として比較対象に挙がる立ち位置にあります。
Core i7-8700のよくある質問

PassMarkのスコアはどれくらいですか?
およそ13,000〜14,000点前後です。
事務用途やフルHDでのカジュアルなゲームには2026年現在も十分通用する数値です。
「まだ使える」と言える期間はあとどれくらいですか?
事務作業やウェブ閲覧ならあと5年程度、ゲーム用途でも画質調整を前提とすれば、あと1〜2年は戦えるポテンシャルがあります。
グラボとの「相性」で気をつけることは?
RTX 4060以上の性能を持つグラボを載せると、CPUが先に限界を迎える「ボトルネック」が発生しやすくなります。
組み合わせるならRTX 3060やGTX 1660 SUPERあたりがバランスが良いです。
Windows 11には正式に対応していますか?
はい、Core i7-8700は第8世代のため、Windows 11のシステム要件を公式に満たしています。
中古で「Core i7-8700搭載PC」を買うのはアリですか?
本体価格3〜4万円程度であればアリです。
ただし、ストレージがHDDの場合はSSDへの換装が必須となります。
上位の「8700K」との違いは何ですか?
8700Kは倍率ロックフリーでオーバークロックが可能ですが、消費電力と発熱も大きいです。
定格で安く運用するなら無印の8700の方が扱いやすいです。
レビュー等で評価が分かれているのはなぜですか?
発売当時は画期的な6コアでしたが、現在はCore i3にも劣る場面があるためです。
あくまで「格安中古パーツ」としての評価と「最新性能」としての評価が混在しているためです。






